天地の物を大切に、
社会の役に立ち続けていく。

家業を継ぐきっかけは、長男であることから自然な流れだったのかもしれません。建築関係の専門学校を経て、建築会社に就職した後、さらに現場の厳しさを知るために左官業を主軸とする工務店にも務めました。ゼロから作り上げる仕事のたいへんさはもちろん、全体的に見通す目と経験を養いました。そうした勉強は、現在の礎にもなっています。マツモト産業に社員として働くようになったのは22年前。すべての事業部門を熟知し、2015年に社長に就任しました。
マツモト産業はマテリアル事業と建工事業の2軸を擁します。それらは、お客様からの要望に応えることで事業となり、一工種に特化しがちな業界にあって、複数種を取扱い、仕入れから施工・監理に至るまでの自社一貫体制によるトータルなお役立ちを実現。2事業の独自性が当社ならではの強みにとして発展を支えています。また、災害復興にもセメントなどの復旧資材物資の供給を積極的に行うなど、社会貢献にも尽力しています。これまでの事業活動の根底にあるのは、「天地の物を大切に、社会のお役に立つ経営」です。この経営理念に基づき、何事も諦めずに、お断りすることなく、お客様のご要望に向き合っています。そんな中で大切にしているのは、チャレンジする姿勢。何事にも挑戦することで成果が得られ、自己成長にもつながります。継続は力なり。次のマツモト産業を牽引する力を育て、バトンタッチしていきたい。そう願っています。